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最終確認: 在庫・仕入れ

Amazon刈り取りとは

Amazon Arbitrage / 読み: アマゾンかりとり

目次

Amazon刈り取りとは、供給過多や出品者同士の価格競争などによってAmazon内の販売価格が一時的に相場を大きく下回った商品を購入(刈り取り)し、価格が適正相場に戻った後に再販売して差益を得る手法のことです。読み方は「アマゾンかりとり」で、単に「刈り取り」とも呼ばれます。仕入れと販売を同じプラットフォーム内で完結させることもある点が特徴で、電脳せどりの一種として知られています。

Amazon刈り取り(Amazon Arbitrage)の仕組み

Amazonでは、複数の出品者が同じ商品を販売するため、誰かが在庫処分の投げ売りを始めると、追随する出品者が連鎖して相場が一時的に崩れることがあります(値崩れ)。刈り取りは、この下落が「一時的な需給の歪み」であると判断したときに底値付近で買い、投げ売りが収まって相場が戻ったところで売る、という値動きの反発を利益に変える手法です。

流れは次の3段階です。

  1. 下落を見つける: 価格の推移を追い、普段の相場から大きく下がった商品を探します
  2. 下落の理由を見極める: 一時的な投げ売りなのか、需要そのものが落ちたのかを判断します
  3. 戻りを待って売る: 相場が戻った時点で、Amazonや他の販路で販売します

一時的な下落と、戻らない下落

刈り取りの成否は、2つ目の見極めでほぼ決まります。同じ「安い」でも、原因によって相場が戻るかどうかが変わります。

下落の原因相場が戻る見込み
一部の出品者の在庫処分・投げ売り投げ売りが売り切れれば戻ることがある
出品者の価格設定ミス注文がキャンセルされることがあり、仕入れとして当てにできない
メーカーの再販・再生産供給が増えるため戻りにくい
流行の終わり・後継品の発売需要が減るため戻りにくい

下の2行に当たる商品は、安く見えても刈り取りの対象になりません。値崩れの原因の見分け方は値崩れで扱っています。

刈り取りで仕入れてよい価格の逆算

刈り取りは「安いから買う」のではなく、「戻り先の相場から逆算して買う」手法です。仕入れてよい上限は、次の式で決めます。

仕入れ上限 = 戻ったときの想定販売価格 − 経費(手数料・送料など) − 残したい利益

計算を分かりやすくするための数字で、例を示します。戻り先の相場が6,000円、経費が1,800円、残したい利益が1,000円なら、仕入れ上限は3,200円です。

  • 相場が6,000円まで戻った場合: 6,000円 − 1,800円 − 3,200円 = 1,000円の利益
  • 相場が5,000円までしか戻らなかった場合: 5,000円 − 1,800円 − 3,200円 = 0円

同じ商品を「底値に近いから」と4,000円で買っていたら、6,000円まで戻っても利益は200円、5,000円止まりなら800円の赤字です。戻り先を高く見積もるほど、上限も甘くなります。想定販売価格は、下落前の最高値ではなく、普段の相場に置きます。相場がプレ値の商品ほど値動きが大きいため、この見積もりのずれも大きくなります。

刈り取りで損が出る場面

  • 相場が戻らない: 下落の原因が再販や需要の減退だった場合、価格は戻らず、そのまま在庫を抱えることになります
  • 戻るまでに時間がかかる: 戻りを待つ間、仕入れた資金は在庫のまま動きません。待つ期間が長いほど回転率が落ち、ほかの仕入れに回せる資金が減ります
  • 注文がキャンセルされる: 明らかな価格設定ミスの商品は、出品者側で注文がキャンセルされることがあります
  • 規約との関係: 購入者アカウントと出品者アカウントの使い方によっては、プラットフォームの規約との関係が問題になり得ます。規約を確認したうえで、健全な範囲で行う必要があります

想定が外れたときに備えて、仕入れ値と想定売値を記録し、「いつまでに、いくらまで戻らなければ手放す」という損切りのラインを買う前に決めておきます。

Amazon刈り取りのよくある質問

刈り取りは違法ですか?

相場より安く買って高く売ること自体は、一般的な商取引です。ただし、扱う商品と販路によって必要な許可や守るべき規約が変わります。中古品を扱う場合の古物商許可と、販売先の規約を確認してください。

Amazonで刈り取った商品をeBayで売ってもよいですか?

先に買って自分の在庫にしてから出品する形であれば、仕入れ先がAmazonでも有在庫の販売です。一方、eBayで先に出品し、売れてからAmazonなどの小売サイトで買ってバイヤーへ直送させる形は、eBayのポリシーで認められていません。線引きはDropshippingで扱っています。

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