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最終確認: 手数料・決済

Ad Rateとは

読み: アドレート

目次

Ad Rate(広告料率)とは、Promoted ListingsのGeneral戦略(一般キャンペーン戦略)で、広告費として支払う割合を決める料率です。eBayの日本語ヘルプでは「広告費率」と表記されています。広告経由で商品が売れたときに、販売総額に対してこの料率分の広告費が発生します。

広告料率(Ad Rate)の仕組み

2026年9月時点の公式ヘルプでは、General戦略の広告費は次のように決まります。

  • 設定範囲: 販売額の2%〜100%の範囲でセラーが選びます。料率が高いほど広告が掲載される可能性が高くなります
  • 計算対象: 商品価格だけでなく、送料・税金・その他の手数料を含む売上合計に料率を掛けます
  • 課金の条件: 広告がクリックされてから30日以内にその広告商品が売れた場合にだけ請求されます。売れなければ広告費はかかりません
  • 適用される料率: クリックした時点ではなく、販売時に有効な料率が使われます

ここでいう「クリック」には、ウォッチリストへの追加、カートへの追加、クイックビューなど、広告に対する操作が広く含まれます。「広告から詳細ページを開いた人だけが対象」と考えていると、広告費がかかる注文の件数を少なく見積もることになります。

General戦略を使えるのは、アカウントの利用状況が十分で、出品者レベルがAbove Standard以上(Top RatedまたはAbove Standard)のセラーです。対象はほとんどのカテゴリの固定価格出品です。

Ad Rateを使うのはGeneral戦略だけです。もう1つの優先戦略(Priority)は、売れたかどうかにかかわらずクリックごとに費用がかかり、1日の目標予算を決めて使います。2つの戦略の違いはPromoted Listingsで比べています。

固定広告費率とダイナミック広告費率の違い

料率の決め方は2つから選びます。

方式料率の動き向いている場面
固定広告費率(Fixed ad rate)設定した値のまま変わらない。キャンペーン中はいつでも手動で編集できる利益幅が決まっていて、上限を超えたくない商品
ダイナミック広告費率(Dynamic ad rate)毎日、eBayの推奨広告費率に自動で更新される料率を毎日見直す手間をかけられない場合

推奨広告費率(Suggested Ad Rate)は、商品の属性・季節性・販売実績・競合商品の有無などをもとにeBayが算出する値です。ダイナミック広告費率では推奨値に合わせて料率が上下するため、利益の薄い商品では、上限を自分で管理できる固定広告費率のほうが扱いやすくなります。

広告費の計算例

商品価格$100・バイヤー負担の送料$20の商品が、広告のクリックから30日以内に売れた場合です(販売税がかからない例)。

  1. 売上合計: $100 + $20 = $120
  2. Ad Rateが5%なら、広告費は $120 × 5% = $6.00
  3. 同じ注文のFinal Value Feeは、多くのカテゴリ(13.6%)で $16.32 + 固定手数料$0.40 = $16.72

広告費はFinal Value Feeとは別に請求されるため、この注文でeBayに支払う額は少なくとも$22.72になります。日本のセラーの場合、ここにInternational Feeも加わります。販売税がかかる注文では、税を含んだ売上合計に料率が掛かる点も見落とさないでください。

広告料率(Ad Rate)の上限を利益から決める

広告に回せる料率の上限は、「広告費を払う前の利益 ÷ 売上合計」で出せます。上の例で、仕入れ$50・送料実費$18とすると次のようになります。

項目金額
売上合計$120.00
Final Value Fee−$16.72
International Fee(1.35%)−$1.62
送料実費−$18.00
仕入れ−$50.00
広告費を払う前の利益$33.66
  • 利益がゼロになる料率: $33.66 ÷ $120 = 約28%
  • $20の利益を残したい場合: ($33.66 − $20) ÷ $120 = 約11.4%

推奨広告費率がこの上限を超えている商品は、推奨どおりに広告を付けると、売れても利益が目標を下回る状態です。項目の洗い出し方は利益計算で扱っています。為替や入金時のコストを入れると上限はさらに下がるため、実際の設定は計算値より低めに置くほうが安全です。

赤字にならない広告料率の上限の出し方は、一般と優先の違いとあわせて計算式つきで説明しています。

広告費を確認する場所と、返金の扱い

  • 成果の確認: Seller Hubの広告タブ(広告ダッシュボード)で、表示回数・クリック数・販売数量・売上・広告料・広告費用対効果(ROAS。売上 ÷ 広告料)を確認できます。成果の数値は反映まで最大72時間かかることがあります
  • 確定した広告料: 税や返金を反映した最終的な広告料は、Seller Hubの支払い(Payments)タブで確認します
  • キャンセル・返金時: バイヤーからの依頼によるキャンセルなどでは、広告費も手数料の返金の対象になります。一部返金では、返金額の割合に応じて広告費も戻ります。一方、在庫切れなどセラー側の理由によるキャンセルでは、返金の対象として広告費は挙げられていません

料率を上げれば必ず売れるわけではありません。価格・写真・Item Specificsなど出品そのものの質が前提です。露出が増えても成約しなければ、広告費はかからない代わりに売上も増えません。

Ad Rateのよくある質問

推奨広告費率に合わせる必要はありますか?

ありません。推奨広告費率はeBayが示す目安で、固定広告費率なら2%〜100%の範囲で任意の値を設定できます。推奨値が高いカテゴリは広告の競争が激しいという目安として使い、実際の料率は利益から出した上限の範囲で決めてください。

売れる前に料率を下げたら、下げた料率で請求されますか?

公式ヘルプでは、広告料は販売時に有効な広告費率に基づくと案内されています。クリックの後に料率を変更した場合も、売れた時点で設定されている料率が使われます。

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