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最終確認: 配送・発送

発送代行とは

Fulfillment Agency / 読み: はっそうだいこう

目次

発送代行とは、商品の検品・梱包・国際発送といった出荷業務を、外部の業者へ任せるサービスのことです。物流代行やフルフィルメントとも呼ばれます。eBay輸出では、販売量が増えて自宅や自社での出荷が回らなくなった段階で検討されることが多い選択肢です。

発送代行(Fulfillment Agency)が請け負う業務

業者によって範囲は違いますが、一般に次のような業務を任せられます。

  • 商品の受け取り・検品・保管
  • 海外配送に向けた梱包
  • クーリエ便や国際郵便での発送の手配
  • 追跡番号の取得と、eBayへの登録
  • 税関申告の書類やインボイスの作成

使い方は大きく2つに分かれます。在庫をあらかじめ倉庫に預けておき、売れたら倉庫から出荷してもらう形と、売れるたびに自分で国内の業者へ送り、梱包と国際発送だけを任せる形です。前者は作業を最も減らせますが、保管の費用がかかります。後者は在庫を手元に置いたまま、国際発送の手間とクーリエの料金だけを業者に頼れます。

発送代行(Fulfillment Agency)を使うときのeBayのルール

代行を使っても、バイヤーに対する責任(期限内の発送、商品の状態、届くまで)はセラーにあります。eBayのルールで特に関わるのは次の2つです。

  • 発送元は倉庫の所在地にする: eBayは、出品に書く発送元と、販売後に登録する追跡番号の発送地が一致していることを求めています。倉庫に預けて出荷するなら、出品の発送元もその倉庫の所在地にします。詳しくは発送元(Item Location)の記事で扱っています
  • 第三者から発送するときの条件: 自分の在庫を外部の倉庫や業者から発送する場合、納品書や請求書に自分が売り手として載っていることなどの条件があります。3つの条件は無在庫販売(Dropshipping)の記事にまとめています

業者の作業が遅れても、Handling Timeを過ぎればセラーの発送遅れになります。業者の締め時間と出荷までの日数を、出品のHandling Timeに合わせておきます。

件数の上限が体の作業で決まることについては、体の作業をどこまで渡すかで整理しています。

業者を比べる項目

項目確認すること
料金体系月額固定か、1件ごとの従量か。保管料・梱包資材費が別にかかるか
配送方法使えるクーリエや郵便のサービス、割引料金の有無
出荷までの日数何時までの注文をその日に出すか。週末や祝日の扱い
梱包と補償梱包の品質、破損・紛失したときの補償の範囲
eBayとのつなぎ追跡番号のeBayへの登録まで対応するか
書類と情報の扱い納品書に自分の名前を載せられるか。注文の情報をその発送以外に使わない約束があるか

費用の見積もり方

計算を分かりやすくするための数字で見ると、自分で梱包・発送すると1件20分かかり、月に60件送る場合、出荷作業だけで月20時間になります。代行の費用が1件500円なら月3万円です。この3万円で空く20時間を、リサーチや出品に回して3万円以上の利益を増やせるかが、判断の目安になります。クーリエの料金が代行経由で下がる場合は、その差額も比べる材料に入れます。

発送代行に移るときの手順

  1. 少量で試す: いきなり全量を移さず、数件で出荷の速さと梱包の品質を確かめます
  2. 出品の設定を変える: 発送元、Handling Time、配送方法を代行に合わせて変えます。取引ポリシー(Business Policies)を使っていれば、まとめて変えられます
  3. 追跡番号の流れを決める: 業者がeBayに登録するのか、自分が受け取って登録するのかを決めます
  4. 在庫の数を合わせる: 倉庫に預けた在庫と出品の数量がずれると、売れた商品を出荷できない事態になります

出荷の情報を業者とやり取りする分、注文・在庫・出荷の情報を一か所で見られるようにしておくと、移行が楽になります。

外注する作業の切り出し方や指示書の作り方は、eBayの外注化はどこから始めるかで扱っています。

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