
Listing Quality Reportとは、自分の出品が多い上位10カテゴリについて、出品の品質と改善の余地をまとめたeBayのレポートです。Excelファイルでダウンロードでき、カテゴリ単位と出品単位の分析、検索での表示・クリック・購入を増やすための具体的な推奨が載っています。
出品品質レポート(Listing Quality Report)の入手場所
2026年9月時点のeBayの輸出セラー向けページでは、レポートはSeller HubのPerformance(パフォーマンス)タブにあり、案内のメッセージとダウンロードのボタンから入手します。
- 対象: 一定数以上の出品があるセラーに提供されます。必要な出品数は公開されていません
- 対象の出品: eBayのレポート紹介ページでは、現時点で「今すぐ買う」の出品と、単一SKU(バリエーションなし)の出品だけが対象とされています。ビジネスセラー向けに作られたツールと説明されています
- 形式: Excelファイルです。GoogleスプレッドシートやApple Numbersでも開けます
Performanceタブにレポートが見当たらない場合は、出品数や出品形式の条件に当たっていない可能性があります。
出品品質レポートの3種類のタブ
| タブ | 分かること |
|---|---|
| Summary(概要) | 出品が多い10カテゴリの一覧と、カテゴリ単位の推奨。直近31日の売上から見た、カテゴリ内での自分の順位 |
| Category(カテゴリ別) | カテゴリごとの、出品単位の詳細と比較データ。表示回数・クリック・購入の流れ(ファネル)と、各段階の改善策 |
| Google Shopping | Googleショッピング広告に採用されなかった出品と、その理由・直し方 |
カテゴリ別のタブは、バイヤーの行動を3段階で見ます。検索で表示された回数(インプレッション)、出品を開いたクリック、購入に至った成約です。どの段階で落ちているかで直す場所が変わる考え方は、Trafficレポートと同じです。
推奨の例と根拠
公式ページは、レディースシューズのヒールのカテゴリで、次のような推奨の例を載せています。
| 目的 | 推奨の例 |
|---|---|
| 検索の表示回数を増やす | 出品ごとに推奨されるItem Specificsを7つ入力する |
| 出品の閲覧を増やす | 35件の出品に注文割引(order size discounts)を追加する |
| 購入を増やす | 出品のHandling Timeを1日に短くする |
推奨は、同じカテゴリで成果の上位10%に入るセラーが何をしているかをもとに作られます。比較に使うデータは直近31日分で、自分のデータは24時間ごとに更新されます。出品を直してからレポートに反映されるまでは2日かかります。
出品品質レポート(Listing Quality Report)の使い方
- Summaryタブで、推奨の多いカテゴリと、自分の順位を確かめる
- 伸ばしたいカテゴリのタブで、ファネルのどの段階が弱いかと、対象の出品を確認する
- 対象の出品を一括編集でまとめて直す
- 2日以上たってから、レポートとTrafficレポートで表示回数・閲覧・購入の変化を確かめる
公式ページは、推奨を取り入れるかどうかはセラーが決めるものだと書いています。売上の大きい出品や伸ばしたいカテゴリから手を付け、全部を機械的に埋める必要はありません。Item Specificsは正確な値で埋めることが前提で、分からない値を推測で入れると、説明と異なる商品として返品の原因になりえます。
新しいカテゴリに出品し始めたときにも使えます。ほかのセラーが出品に何を入れているか、そのカテゴリで何が効いているかを早く把握できます。
指摘された入力漏れをどう直していくかは、入力漏れを見つけて直す運用で手順にしています。