
最終確認: 配送・発送
DDPとは
Delivered Duty Paid / 読み: ディーディーピー
DDP(Delivered Duty Paid)とは、売り手が関税を負担して買い手に届ける取引条件のことです。日本語では関税元払いと呼ばれます。対になる条件がDDU(Delivered Duty Unpaid)で、こちらは買い手が到着時に支払います。
DDPとDDUの違い
| DDP(関税元払い) | DDU(関税着払い) | |
|---|---|---|
| 誰が払うか | 売り手が発送前に前払いする | 買い手が到着時に払う |
| 買い手の体験 | 購入時に総額が分かる | 到着時に想定外の請求が来る |
| 起きやすいトラブル | 少ない | 受け取り拒否・低評価 |
セラーが関税を負担するといっても、その分は商品価格に織り込めます。違いは金額そのものより、買い手が総額を知るタイミングです。購入時に見えていれば納得して買われますが、届いてから請求されると同じ金額でも不満になります。
eBay輸出でのDDPの扱い
eBayの表示価格には、原則として関税は含まれません。日本から直送する場合、購入時に総額を見せる仕組みはセラー側で用意することになります。
とくに米国宛ての郵便では、関税を発送前に支払う運用になっており、実務上はDDPが前提です。日本郵便ではZonosのアプリで関税を前払いし、申告番号を取得してからラベルを作成します。
手順と現在の関税の決まり方は、米国向け関税の前払いで解説しています。
DDPで注意すべきポイント
- 前払いした関税は、取引がキャンセルになると無駄になります。確実に発送できる在庫だけを出品しておくことが前提になります
- 関税額はHSコードによる分類と原産国で決まるため、商品ごとに変わります。価格に織り込むときは実際の計算結果で確認してください
- クーリエ便では各社の元払いサービスを使うことになり、郵便とは手続きが異なります
参考情報
執筆・監修: Trade Force 運営チーム