
Estimated Delivery Dateとは、商品ページや注文画面でバイヤーに表示される、配達の見込み日のことです。略してEDDとも呼ばれます。eBayが計算する見込み日は「Estimated between」に続く日付の幅で表示され、バイヤーはこの日付を見て購入を決めます。セラーの設定が、バイヤーの期待をそのまま作ります。
到着予定日(Estimated Delivery Date)の決まり方
2026年9月時点の公式ヘルプでは、eBayは次の要素から到着予定日を計算しています。
- セラーが設定したHandling Time(発送までの日数)
- 出品で提示している配送方法(配送サービスレベル)
- 過去の配送実績のうち、セラーが左右できる部分
- 配送業者の実績、商品の所在地、バイヤーの配送先住所
大まかには「支払い日+Handling Time+配送方法の輸送日数」ですが、計算は固定の式ではなく、実績を反映して変わります。セラーが直接決められるのは、Handling Timeと配送方法の2つです。
計算で押さえておく決まり
- Handling Timeは営業日で数える: 支払いを受けた時点から、配送業者が荷物をスキャンするまでです。1日の設定なら、翌営業日の23時59分59秒(セラーの現地時間)までに引き受けのスキャンが必要です
- 週末と祝日は含まれない: 週末に配達する配送業者があっても、到着予定日の計算には入りません
- 遅れが見込まれると日数が足される: 悪天候、災害、繁忙期などで配送網に遅れがあると、到着予定日に日数が加えられることがあります
eBayが計算する「Estimated between」のほかに、セラーが送料表(rate table)で地域ごとの日数を指定し、「Get it by」の日付を表示する方法もあります。
到着予定日(Estimated Delivery Date)と商品未着の申し立て
eBay Money Back Guaranteeでは、到着予定日は表示された幅のうち最も遅い日を指します。商品が届かない場合の流れは次のとおりです(2026年9月時点)。
| 段階 | 時期 |
|---|---|
| バイヤーが商品未着(INR)を申し立てられる | 到着予定日(実際の配達日が先ならその日)を過ぎてから、30日後まで |
| セラーが追跡情報・配達状況・返金のいずれかで応じる | 申し立てから3営業日以内 |
| eBayに介入を求められる | 申し立てから3営業日後〜21営業日後 |
配達の証明には、eBayに登録した追跡番号に、到着予定日より前の発送スキャンがあることなどが求められます。返品の受付期限なども、配達が予定日より前なら実際の配達日、予定日より後か追跡がないなら到着予定日を起点に数えます。
バイヤーに示した到着予定日は、Seller Hubの注文詳細(Order details)ページの上部で確認できます。バイヤーは購入履歴で確認します。
追跡が止まったまま予定日が近づいたときの初動は、追跡できないときの対応で扱っています。
遅れても成績に響かない条件
export.ebay.comによると、配達が到着予定日より遅れても、Handling Time内に発送したことを引き受けのスキャンで示せて、有効な追跡情報を登録していれば、セラーの成績には影響しません。発送そのものの遅れは発送遅延率として別に数えられます。
到着予定日(Estimated Delivery Date)を守るための設定
- 守れるHandling Timeにする: 公式ヘルプは2日以内を推奨しつつ、確実に守れる場合だけ短くするよう案内しています。早く見せたいからと実際より短くすると、予定日超過・商品未着の申し立て・低評価という形で返ってきます
- 配送方法を実態に合わせる: 出品で提示した配送方法と、実際に使うサービスがずれると、到着予定日もずれます
- 繁忙期は日数を見直す: 年末など配送量が増える時期は輸送日数が延びます。季節に応じてHandling Timeや配送方法を見直します
- 遅れそうなときは先に連絡する: 国際配送は通関で日数が振れます。追跡番号を早めに登録し、遅れが見えたらバイヤーに先回りして知らせると、問い合わせや申し立てを減らせます
年末の繁忙期に向けて何をいつまでに変えるかは、eBayホリデーシーズンの準備で整理しています。