
Signature Confirmationとは、配達の際に受取人の署名を取得する配送オプションのことです。日本語では受領署名や署名確認と呼ばれます。置き配で完了するのではなく、受取人が受け取りにサインした記録が残るため、高額商品の配達を証明する手段として使われます。
受領署名(Signature Confirmation)が必須になる条件
2026年9月時点のeBayのポリシーでは、注文の合計額が$750以上の場合、署名確認付きで発送していないと、次の2つでセラー保護を受けられません。
- 「商品が届かない」申し立て(INR)
- 支払い紛争(チャージバック)
注文の合計額は、バイヤーが支払った額です。商品代金に送料と税金を含み、複数の商品をまとめた注文なら全体の合計で判定します。金額はSeller Hubの注文(Orders)で注文番号を開くと確認できます。
公式ポリシーは、配達の証明に次のすべてを求めています。署名確認は、そのうち$750以上の注文にだけ加わる条件です。
- eBayと連携する配送業者の追跡番号がeBayに登録され、最終の到着予定日より前に発送のスキャンがある
- 配達済み(または配達を試みた)の状態になっている
- 配達(または配達を試みた)日が分かる
- 届け先の郵便番号が注文の住所と一致している
- 注文の合計が$750以上なら、署名確認がある
支払い紛争では、署名の記録があると勝ちやすくなり、紛争の手数料を追加で払わずに済むこともあります。$750という線が支払い紛争で意味を持つ理由は、セラー視点の安全対策で説明しています。
サイトごとのしきい値
しきい値は、購入したサイトと通貨で決まります。
| eBayのサイト | しきい値 |
|---|---|
| eBay.com・eBay.ca・eBay.com.au | $750(各サイトの通貨) |
| eBay.co.uk | £450 |
| eBay.at・eBay.be・eBay.es・eBay.fr・eBay.ie・eBay.it・eBay.nl・eBay.pl | €550 |
| eBay.ch | CHF700 |
署名確認が要らない場合と、返品のとき
- eBay International Shippingで送った注文: 金額がしきい値を超えていても、署名確認は要りません。ただし、このプログラムの対象は米国とカナダのセラーで、日本から直送する出品では使えません。プログラムの内容はeBay International Shippingで扱っています
- 返品で戻ってくる商品: 返送料をバイヤーが負担する返品で、商品の価格(税込み)が購入したサイトのしきい値以上なら、バイヤーが署名確認を付けて送ることになっています。署名するのは受け取るセラー側です
日本からの発送での受領署名(Signature Confirmation)の確認
eBay Exportsは、署名確認を「受取人の署名が入った配達の通知」と説明しています。紙の配達通知には、受取人・配達日・配達者・バーコードの番号・受取人の署名が載り、いまは多くの郵便事業者が電子版(紙の通知のスキャン)も出しています。
- 高額品を送る前に、使う配送サービスで受取人の署名が取れるか、その記録を後から出せるかを配送業者に確認します
- 署名のオプションに追加料金がかかる場合は、その費用を価格か送料に含めます
- 署名確認は「届いたこと」の証明です。壊れて届いたときの補償は別の話なので、高額品は配送保険も合わせて考えます
$750を少し下回る注文は署名確認の義務がありませんが、配達の証拠を厚くしたい高額品では付けておく選択肢もあります。しきい値や条件は変わることがあるため、高額商品を扱い始めるときに公式ポリシーで確認してください。保護の全体像はセラー保護で扱っています。