
SKUとは、Stock Keeping Unitの略で、在庫を管理する最小単位ごとに付ける識別番号のことです。「同じ商品でも色・サイズが違えば別のSKU」というように、在庫として区別したい単位で番号を振ります。
eBayの商品管理番号(Custom Label)
eBayの出品には「Custom Label(SKU)」という欄があり、ここに自分で決めたSKUを設定できます。eBayの開発者向けの説明では、Custom Labelは出品者が定める商品の識別子とされ、APIの出品データのSKU項目(Item.SKU)に対応します。2026年9月時点で、この項目に入れられるのは最大50文字です。
- 注文やレポートでCustom Labelを見れば、どの在庫が売れたかを機械的に特定できます
- Seller Hub Reportsのテンプレートを使った一括出品・一括編集でも、SKUを入れておくと、ファイル上の行と手元の在庫の対応を保ちやすくなります
- 複数の販路で販売する場合、共通のSKUで各販路の出品と手元の在庫を紐づけるのが在庫管理の土台になります
CSVでまとめて出品・編集する方法は、Bulk Listingで扱っています。
SKUと商品コード(UPC・EAN・MPN)の違い
SKUと似た番号に、商品そのものを識別するコードがあります。
UPC・EAN・MPNは、同じ商品を売るセラー全員に共通の番号で、バイヤーが商品を探すときの手がかりになります。SKUは自分の管理のための番号なので、同じ商品でも状態や仕入れの単位で分けて構いません。
SKUを分ける単位の決め方
SKUは「在庫として別々に数えたい単位」ごとに1つ付けます。
- 仕様が違う: 色・サイズなどが違う商品は別のSKUにします。Variationの出品では、バリエーションごとに在庫を管理します
- 状態が違う: 同じ商品でも、新品と中古、中古の状態の段階が違えば別のSKUにします
- 一点物: トレーディングカードや中古品のように1点ごとに状態が違う商品は、1点ずつ別のSKUにすると、どの個体が売れたかを取り違えません
たとえば同じカードを3枚持っていても、うち1枚だけ鑑定済みなら、鑑定済みの1枚と未鑑定の2枚でSKUを分けます。
商品管理番号(SKU)の付け方のコツ
- 一意にする: 1つのSKUは1つの在庫単位だけを指すようにします
- 体系を決める: たとえば「カテゴリ-商品-状態-連番」のような規則を最初に決め、場当たり的な採番を避けます
- 意味を詰め込みすぎない: 長く複雑な番号は入力ミスのもとです。eBayの欄は50文字までなので、詳細情報は管理側のデータに持たせ、SKUは識別に徹します
- 付け替えない: 一度使ったSKUを別の商品に付け替えると、過去の注文や記録との対応が崩れます
在庫管理で果たす役割
SKUなしでも販売はできますが、出品数が増えると「どの出品がどの在庫か」を人力で追うことになり、売り越しの温床になります。SKUで出品と在庫を結び付けておけば、在庫の増減を出品に反映する在庫連動も組み立てやすくなります。
採番は出品数が少ないうちに始めるほど移行が楽です。体系の設計には最初に少しだけ時間をかける価値があります。
出品と実在庫を合わせ続けるための全体像は、eBay在庫管理とはで扱っています。
参考情報
執筆・監修: Trade Force 運営チーム