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最終確認: 在庫・仕入れ

在庫切れとは

Stockout / 読み: ざいこぎれ

目次

在庫切れとは、販売できる在庫がなくなった状態のことです。英語ではStockout、日本語では「欠品」とも呼ばれます。「在庫切れ」は手元の在庫がない状態を、「欠品」は注文や補充に対して商品が足りない状態を指して使い分けることもありますが、実務ではほぼ同じ意味で使われます。在庫切れ自体は物販に付き物ですが、出品への反映が遅れたり、反映の仕方を誤ったりすると、販売機会の損失か売り越しのどちらかの問題に発展します。

在庫切れ(Stockout)が引き起こす2つの問題

  • 出品を消しすぎる場合(機会損失): 補充できるのに出品を終了してしまうと、その出品に積み上がった販売履歴を手放すことになります
  • 反映が遅れた場合(売り越し): 在庫がないのに出品が買える状態のまま残ると、注文が入ってキャンセルになり、Defectの原因になります

どちらに転んでも損が出るため、在庫切れでは「出品をどういう状態にするか」を決めておくことが大切です。

在庫切れでキャンセルしたあとの後始末は、取引キャンセルの理由選択と後始末にまとめています。

在庫がゼロになった出品の扱い方

補充の見込みによって、選ぶ扱いが変わります。

扱い方向いている場面気をつけること
数量をゼロにして検索から隠す(Out-of-Stock設定)補充する予定がある固定価格の出品設定を有効にしていないと、数量がゼロになった出品は終了する
出品を終了し、補充後に出し直す(再出品)補充の時期が読めない、しばらく扱わない手動で再出品すると、元の出品と再出品の両方に基本出品料がかかる
出品を終了して扱いをやめる補充しない、相場が崩れた在庫の管理表からも外し、ほかの販路の出品も止める

eBayの開発者向けドキュメントでは、Out-of-Stock設定の利点として、在庫待ちのあいだに出品を終了して作り直す手間が省けること、出品が続くので販売履歴が残ることが挙げられています。補充する前提の商品なら、終了より隠すほうが失うものが少なくなります。設定の条件や手数料の扱いはOut-of-Stock設定の記事に任せます。

在庫切れ(Stockout)を防ぐ補充の管理

  • 在庫数の即時反映: 販売・入荷のたびに出品の数量を更新します。販路や出品数が増えたら在庫連動の仕組みにします
  • 残り日数で補充を判断する: 在庫が「何個あるか」ではなく「何日分あるか」を見ます

残り日数は、在庫数を1日あたりの販売数で割ると出せます。例えば、在庫が10個で1日平均0.5個売れる商品なら、残りは20日分です。仕入れて出品できるまでに7日かかるなら、残りが7日分(約4個)を切る前に次の仕入れを決めないと、在庫切れの期間ができます。売れ筋の商品ほど、この補充までの日数(リードタイム)を短く保つことが在庫切れを減らす近道です。

検知を4つの問いに分解する考え方は、eBay在庫切れの自動取り下げで解説しています。

仕入先側の欠品に備える

再仕入れを前提にした商品では、仕入先の在庫切れも自分の在庫切れと同じ意味を持ちます。特に、注文を受けてから仕入れる無在庫販売では、仕入先の欠品がそのまま売り越しになります。

  • 売れ筋の商品は、仕入先を1か所に絞らず、代わりの仕入先を控えておく
  • 仕入先の在庫と価格の変化を定期的に確かめる(仕入先在庫監視)

売り越し・Out-of-Stock設定・不良在庫との違い

在庫切れは「在庫がない」という状態や出来事を指す言葉です。在庫切れが出品に反映されないまま注文を受けた状態が売り越し(Oversell)で、在庫切れの出品を買えない状態にするeBayの設定がOut-of-Stock設定です。3つの関係はOversellの記事で表にしています。

在庫切れと逆向きの失敗が不良在庫(デッドストック)です。在庫切れは「売れるのに売る物がない」状態で販売の機会を逃し、不良在庫は「売る物はあるのに売れない」状態で資金を寝かせます。補充を急ぎすぎると不良在庫に、控えすぎると在庫切れに寄るため、残り日数で補充を決める管理は、この2つの間で釣り合いを取る作業でもあります。

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