
再出品とは、終了した出品をもう一度出品することです。eBayの機能としてはRelist(再出品)を指し、売れずに終了した出品や早めに終了した出品を、前回の内容を引き継いで出し直します。セラーのあいだでは、売れた商品を再び仕入れて同じ内容で出す「リピート出品」の意味でも使われます。
再出品(Relisting)の方法
2026年9月時点の公式ヘルプでは、再出品には手動と自動の2つがあります。どちらも、サイトに表示されるまでに数時間かかることがあります。
手動で再出品する
- マイeBay: 「売れ残り」のセクションで商品を探し、アクションから「再出品」を選びます
- Seller Hub(出品者ハブ): 「売れなかった出品を管理」のページで、出品の横のボックスにチェックを入れて「再出品」を選びます
Seller Hubの一括出品ツールでは、売れ残りの出品に対して「再出品」のほか「固定価格として再出品」「類似品を出品する」も選べます。オークションで売れなかった商品を固定価格に切り替えて出し直す場合は、「固定価格として再出品」を使います。
オークションは自動再出品、固定価格は毎月の自動更新
- オークション: 出品の作成時に自動再出品を選ぶと、売れなかった場合に最大8回まで無料で自動的に再出品されます。このオプションは新規出品者と不定期出品者の出品でのみ表示されます。条件はAuto-Relistにまとめています
- 固定価格: 出品期間がGood 'Til Cancelled(GTC)なので、売れるか終了するまで毎月自動で更新されます。再出品の操作はいりません
キャンセルや返金のあとの自動再出品
注文をキャンセルしたり返品で返金したりすると、商品が自動で再出品されることがあります。公式ヘルプでは、数量1の「今すぐ買う」出品の注文をキャンセルすると、「商品を再出品しますか?」で「いいえ」を選ばない限り自動で再出品されると案内されています。手元に商品がない場合は、再出品の選択を外してください。在庫がないまま出品が戻ると、在庫切れの商品がもう一度売れてしまいます。
RelistとSell similar(類似品を出品する)の違い
似た操作に、Sell similar(日本語の画面では「類似品を出品する」)があります。
| 操作 | 何をするか | 使える出品 |
|---|---|---|
| Relist(再出品) | 終了した出品を、eBayの再出品ツールで出し直す | 売れ残り・終了した出品 |
| Sell similar(類似品を出品する) | 既存の出品の内容を写して、新しい出品を作る | 売れ残りに加えて、販売中の出品からも使える |
違いが効いてくるのは手数料の返金です。再出品分の基本出品料が戻る条件の1つに、「元の出品をコピーして新しく作ったのではなく、eBayの再出品ツールを使ったこと」があります。返金を見込む出し直しなら、Relistを使います。
もう1つの違いは、元の出品が販売中でも使えることです。販売中の出品から類似品を出品して同じ商品を並べると、重複出品に当たるおそれがあります。別の商品の出品を作るときのひな型として使うのが基本です。
再出品と類似品を出品するの使い分けは、eBay Sell Similarと再出品の使い分けで整理しています。
再出品(Relisting)にかかる手数料
- 手動再出品: eBayは元の出品と再出品の両方に基本出品料を請求します(無料出品枠の範囲なら、基本出品料ゼロの出品として扱われます)。出品アップグレードを付けていれば、その料金も改めてかかります
- オークションの自動再出品: 無料です。ただし車両カテゴリは対象外で、再出品ごとに元の出品手数料がかかります
- 再出品した商品が売れた場合: 条件を満たすと、再出品にかかった基本出品料が戻ります。条件(90日以内・初めての手動再出品など)は手数料の返金にまとめています
売れ残りを何度も手動で出し直すと、そのたびにInsertion Fee(基本出品料)か無料出品枠を使います。出し直す回数が多い商品は、出品形式や価格を見直す合図です。
再出品したときに何が切れて何が残るかは、eBayの再出品で引き継がれるものと引き継がれないもので整理しています。
売れた商品を繰り返し出すリピート出品
一度売れた商品は、需要・相場・利益が実際の販売で確かめられた商品です。同じ商品を繰り返し仕入れて出すリピート出品は、調べ直す手間を抑えながら売上を安定させる、eBay輸出の基本的なやり方の1つです。
- 売れた商品の仕入先と仕入れ値を記録しておき、再仕入れの判断を速くする
- 同じ商品を複数個仕入れるなら、1つの出品の数量を増やして売るほうが、出品を何本も並べるより管理しやすくなります
- 仕入れ直した時点の相場で価格を付け直す。前回の価格のまま出すと、相場が動いていれば売れないか利益を取りこぼします
売れ残りを出し直す前に見直すこと
売れなかった出品をそのまま再出品しても、結果は変わりにくいものです。出し直す前に、少なくとも次のどれかを変えます。
- 価格: 売れた実績のある価格帯と比べて高すぎないか
- 写真とタイトル: 状態が伝わる写真か、検索される語がタイトルに入っているか
- 出品形式: オークションで入札がなかったなら固定価格に、固定価格で動かないならオークションで相場を確かめる
再出品のよくある質問
再出品すると基本出品料は2回かかりますか?
手動で再出品した場合は、元の出品と再出品の両方に基本出品料がかかります。ただし、再出品した商品が売れ、条件を満たせば再出品分が戻ります。オークションの自動再出品は、車両カテゴリを除いて無料です。
売れた商品をもう一度出品するにはどうしますか?
公式ヘルプでは、Seller Hubの一括出品ツールに、在庫のセクションから「もう一度出品」を選ぶ入口が案内されています。既存の出品をひな型にするなら、類似品を出品する(Sell similar)も使えます。Out-of-Stock設定で数量ゼロの固定価格出品を残している場合は、仕入れ直した分だけ数量を増やせば、同じ出品で販売を再開できます。
参考情報
- [eBay公式]eBay ヘルプ: 商品の再出品
- [eBay公式]eBay ヘルプ: 一括出品ツール
- [eBay公式]eBay ヘルプ: 手数料の返金
- [eBay公式]eBay ヘルプ: 出品者が注文をキャンセルする方法
執筆・監修: Trade Force 運営チーム