
重複出品とは、同一の商品を同じ出品者が一度に複数出品することです。eBayは、購入者がさまざまな出品者の商品を見られるよう、1人の出品者が検索結果を独占しないように、同一商品の固定価格出品は同じ出品者につき1出品までと定めています(重複出品に関するポリシー)。
重複出品(Duplicate Listings)として禁止される形
2026年9月時点のポリシーでは、固定価格での次の出品が重複出品に当たります。
- 同一の商品を異なるカテゴリに出品する
- 同一の商品を異なるユーザー名で出品する
- わずかなボーナス商品を追加するなどして、大差のない2つの出品をする
単三電池のような汎用品を、固定価格で複数出すことも認められていません。「カテゴリを変えれば別」「おまけを付ければ別」という扱いにはなりません。複数アカウントに分けて同じ商品を出すのも、異なるユーザー名での出品に当たります。
1商品1出品の例外
- 複数の機種に対応する同一商品: 対応するブランドやモデルを明記して出品を区別すれば、最大5つまで固定価格で出品できます
- 異なるeBayサイト: 国際配送の設定によって個々のサイトの検索結果を乱さない限り、同一の商品をサイトごとに別々に出品できます
オークション形式で同じ商品を並べる条件
オークション形式では、次の条件をすべて満たせば、同一商品を複数出品できます。
- スタート価格が同じ
- 最低落札価格が同じ
- タイトルと説明が同じ
- 「今すぐ買う(Buy It Now)」を使わない
ただし、入札のない重複したオークションは、一度に1つしか購入者に表示されません。最初の出品に入札が入るか終了すると、次の出品が表示されます。表示待ちの出品には、マイeBayやSeller Hubの出品一覧に、その旨の注記が付きます。露出を増やす目的で並べても、効果が出ない設計です。
重複出品(Duplicate Listings)を避ける出し方
eBayが勧めているのは、出品を増やす方向ではなく、1つにまとめる方向です。
- 同じ商品が複数あるなら、一括出品で1つの固定価格出品にまとめ、数量を持たせる(複数数量の出品)
- サイズや色の違いは、バリエーションとして1つの出品にまとめる
- 複数の車種に合う部品は、部品の互換性ガイドを使う(互換車種をタイトルに入れない)
同じ商品の在庫が増えたときも、新しい出品を作らず、既存の出品の数量を増やします。
反対方向の違反にも気をつけます。検索と閲覧の操作に関するポリシーは、別のブランドやモデル(例: iPhone 6とiPhone 7)や、新品と中古品を1つの出品で選ばせることを禁じています。まとめてよいのは、同じ商品のサイズ・色などの違いだけです。
類似品を出品する(Sell similar)で作るとき
Sell similar(日本語の画面では「類似品を出品する」)は、既存の出品の内容を写して新しい出品を作る機能で、販売中の出品からも使えます。販売中の出品から同じ商品の出品を作ると、重複出品に当たるおそれがあります。売れ残りを出し直す再出品(Relist)との違いは、再出品の記事で比べています。
1商品1出品という原則の線引きは、重複出品にならない線引きで条文から整理しています。
違反したときに起きること
ポリシーに従わない場合、出品の削除・警告・アクティビティの制限・アカウント停止といった措置の対象になります。公式ヘルプは、出品が削除されるよくある理由の一つに重複出品を挙げています。削除はeBayからのメールで通知され、関連するポリシーへのリンクが添えられます。出品ポリシー全般の違反の類型はListing Violationで扱っています。
出品を1つにまとめることが検索順位のどの層に効くのかは、eBay検索上位を狙うときの打ち手の順番で扱っています。
参考情報
執筆・監修: Trade Force 運営チーム