
Active Listingsとは、現在公開されていて購入や入札を受け付けている出品のことです。対になるSold Listingsは販売が成立した出品を指します。英語の画面では「Active」と表示され、いま販売中(active selling)の出品の一覧を指します。自分の出品管理と、市場リサーチの両方で使われる基本区分です。
出品中(Active)と販売済み(Sold)の違い
| 区分 | 意味 | 主な使い道 |
|---|---|---|
| Active(出品中) | 公開中で、まだ売れていない出品 | 自分の出品の編集・値下げ、競合の数と価格帯の確認 |
| Sold(販売済み) | 購入または落札で取引が成立した出品 | 相場の確認、自分の売れた実績の確認 |
| Unsold(売れ残り) | 売れないまま終了した出品 | 再出品するか、条件を見直すかの判断 |
出品中の価格は「まだ売れていない価格」です。相場を判断するときはActiveではなくSoldを基準にします。
Seller Hubでの出品中商品(Active Listings)の確認場所
Seller HubのListings(出品)では、出品が状態ごとに分かれて一覧されます。2026年9月時点でeBayが案内している区分は次のとおりです。
- Active: 公開中の出品
- Unsold: 売れずに終了した出品
- Drafts: 作成途中の下書き
- Scheduled: 公開日時を予約した出品
- Ended: 終了した出品
売れた出品はListingsではなく、Orders(注文)で管理します。発送待ちの確認は注文の画面で行います。
Activeの画面の上部には、バイヤーから質問が届いている出品、返答待ちのオファーがある出品、ウォッチャーが付いている出品の件数がまとめて表示されます。個別の編集だけでなく、一括編集やオファーの送信もこの一覧から行えます。
出品中のまま残る出品と出品手数料
eBayの出品には毎月の無料枠があり、枠を超えた出品には基本出品料(Insertion Fee)がかかります。無料枠の件数と料金は基本出品料の記事にまとめています。Good 'Til Cancelledの出品は毎月自動で更新され、更新のたびに基本出品料の対象になります。売れないままActiveに残っている出品も、毎月枠を使い続けます。売れ残りの棚卸しでActiveの件数を定期的に見直すのはこのためです。
公開中の出品数が知らないうちに減っていく問題と、その確かめ方は、急に売れなくなったときの4手順で扱っています。
リサーチで出品中(Active)と販売済み(Sold)を比べる方法
eBayの検索結果では、絞り込みで「Sold items(販売済み)」を選ぶと、売れた出品だけを表示できます。検索結果で見られる終了済みの出品は、過去90日以内に終了したものに限られます。
- Sold: 実際に売れた価格帯を見ます。相場の基準です
- Active: いま売りに出ている競合の数と価格帯を見ます
たとえば直近90日で売れた件数が30件、いま出品中の件数が60件なら、競合60件に対して90日で30件が売れている市場だと読めます。この売れ行きを割合で示したものがSell-through Rateです。
90日より前の期間を見たいときは、Seller HubのTerapeak(Product Research)を使います。過去3年間の任意の期間を検索でき、ベストオファーで成立した取引も実際の販売価格で集計されます。
ActiveとSoldの比率をどこまで許容するかといった判断基準は、eBayリサーチの実務フローで数値とあわせて整理しています。
自分の出品中商品(Active Listings)と実在庫を合わせる
Activeに出ている数量は、手元の在庫と常に一致させておく必要があります。在庫がないのに出品が残っていると、売れたあとにキャンセルするしかなくなります。これが売り越しで、セラー都合のキャンセルは取引の評価に響きます。国内の販路と併売している場合は、どちらかで売れた時点でeBay側の数量も減らします。
参考情報
執筆・監修: Trade Force 運営チーム