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最終確認: eBay機能・ツール

Offers to Buyersとは

読み: オファーズトゥバイヤーズ

目次

Offers to Buyersとは、出品に関心を示したバイヤーに対して、セラー側から割引価格を提案できるeBayの機能です。バイヤーからの提案を待つBest Offerとは逆向きの販促で、表示価格を下げずに、関心のある相手にだけ値下げを届けられます。同じくセラーから送るSecond Chance Offer(繰り上げオファー)は、終了したオークションで落札できなかった入札者に送るもので、固定価格の出品には使いません。

バイヤーへのオファー(Offers to Buyers)の条件

2026年9月時点の公式ヘルプとSeller Centerの主な条件は次のとおりです。

項目内容
対象の出品「今すぐ買う」の価格がある固定価格の出品。オークションは対象外
送信先出品をウォッチしている、カートに入れているなど、直近で関心を示したバイヤー最大30人
30人を超える場合まず30件を送り、全員に届くまで48時間ごとに最大30件ずつ送る
割引の下限即決価格より少なくとも5%低くする(下の「最低割引率」を参照)
有効期間96時間、または出品が売れるまで。輸出セラー向けページでは、96時間はeBay.comとeBay.co.ukの場合で、ほかのサイトでは48時間
値段交渉バイヤーとセラーがそれぞれ最大5回まで。値段交渉を受け付けない設定もできる
送料オファーの価格に送料は含まれない

すべての出品が対象になるわけではなく、出品の経過日数や形式、バイヤーが受け取れるオファー数の制限などで決まります。カートに入れたバイヤーにオファーを送るには、商品が少なくとも2日間カートに入っている必要があります。

最低割引率の案内の食い違い

最低割引率は、公式の案内どうしで書き方が違います。

  • 公式ヘルプとSeller Center: 即決価格より少なくとも5%低い必要がある。Seller Centerは「最低割引率はすべての価格帯で5%」と明記しています
  • 輸出セラー向けのexport.ebay.com: 「段階的な割引では、即決価格より5%以上低くする」とあり、複数の出品にまとめて送る場合は「選んだ出品の即決価格に応じた最低割引率のうち、最も高いものが適用される」と書かれています。価格帯ごとに下限が変わる前提の書き方です

どちらの案内でも5%以上なら条件を満たすため、下限は5%として利益計算を組むのが安全です。

オファーの送り方

  1. Seller Hubの「販売中の出品」を開く
  2. 「オファーを送信 - 対象」のフィルタで、送れる出品に絞り込む
  3. 1件なら出品を選んで「オファーを送信」、複数なら出品を選んで「アクション」から「オファーを送信」を選ぶ
  4. 割引率・割引額・独自の金額のいずれかで価格を決める
  5. バイヤーへのメッセージを添える(任意ですが推奨されています)
  6. 必要なら自動オファーと、値段交渉の受け付けを設定して送信する

オファーのメッセージには、メールアドレス・電話番号・URLなどの連絡先を入れられません。送ったオファーと自動オファーの設定は、Seller Hubのオファー(Offers)ページでまとめて確認・編集・終了できます。

自動オファー

「自動オファーを送信」をオンにすると、同じオファーがこれから関心を示すバイヤーにも自動で送られます。開始日と終了日を決められ、いつでも止められます。

  • 価格を変えた場合: オファーは、元の割引率や割引額を保ったまま新しい即決価格に合わせて調整されます。即決価格をオファーの金額より下げると送信が一時停止し、元の価格以上に戻すと再開します
  • ルールによる自動オファー: ストア契約者は、マーケティングタブのバイヤーグループから、価格帯やカテゴリの条件に合う出品(新しく作る出品を含む)へ自動でオファーを送るルールを作れます。期間は最大150日です

Seller Centerのよくある質問は、オファーを自動化してスケジュールするにはeBayストアの契約が必要と書いていて、ストアの契約がなくても自動オファーを設定できるように読める公式ヘルプとは書き方が違います。設定画面で、自分のアカウントで使えるかを確かめてください。

オファーの価格の計算例

一般的な算術の例として、即決価格$50・送料$15の商品を考えます。

  • 5%引きのオファー: 商品価格は$47.50。送料$15は別にかかり、バイヤーの支払いは$62.50
  • 10%引きのオファー: 商品価格は$45.00。バイヤーの支払いは$60.00

輸出セラー向けページは、オファーを使っても通常の固定価格の手数料以外に追加の費用はかからず、落札手数料は割り引いた商品価格に対してかかると案内しています。オファーの価格が利益の残る下限を割らないよう、手数料と送料を入れて逆算してから割引率を決めます。

値下げの前にどの順で手を打つかは、売れないときの価格テクニックで整理しています。

オファーを送ったあとの扱い

  • 商品は押さえられない: オファーを送っていても、ほかのバイヤーはその商品を買えます。商品が売れると、承諾されていないオファーは取り消されます
  • 承諾後も支払いまでは売れる: バイヤーが承諾しても、支払いを完了するまで商品は購入できる状態のままです。1点物の出品では、最初に承諾して支払いを済ませたバイヤーが購入します。複数数量の出品では、売り切れるか期限が切れるまでオファーを使えます
  • 表示価格は変わらない: 出品の終了後に表示される価格は、割り引いた価格ではなく元の即決価格です
  • クーポンとの関係: オファーのある商品ではオファーが優先され、クーポンは適用されません。オファーの対象にならないバイヤーへ、代わりにクーポンを送る選択肢もあります

ベストオファーを受け付けている出品でも、ウォッチしているバイヤーにオファーを送れます。ただし、すでにベストオファーを送ってきたバイヤーは対象外です。

乱発すると「待てば安くなるセラー」と見られ、定価で売れにくくなるおそれがあります。オファーを送る出品と頻度は、ウォッチ数と売れ行きを見て絞ります。

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