
Resolution Centerとは、eBayの取引やアカウントで起きた問題を、当事者同士のメッセージだけでなく、eBay上の正式な手続きとして解決するための窓口です。日本語の画面では「問題解決センター」と表示されます。
2026年9月時点では、窓口は取引トラブルとアカウント・出品の問題の2つに分かれています。「Resolution Centerはどこ?」と探すときは、まずどちらの問題かを分けてください。
| 問題の種類 | 主な中身 | セラーが開く場所 |
|---|---|---|
| 取引トラブル | 未着、説明違い、返品、キャンセル依頼、支払い紛争 | Seller Hubの注文にある「返品」「リクエストと異議申し立て」タブ、または「マイeBay」の注文 |
| アカウント・出品の問題 | 本人確認、マイナス残高の支払い、税務情報、出品のポリシー違反 | Seller Hubの問題解決センター(Issue Resolution Center) |
取引トラブルを解決する窓口
バイヤーからの申し立ては、商品未着(INR)、説明と異なる(INAD)、返品リクエストなどとして開かれます。いずれも返金保証(Money Back Guarantee)に基づく手続きで、期限は次のとおりです(2026年9月時点)。
- バイヤーが問題を報告する
- セラーは3営業日以内に解決策を示す(返金・返品の受け付け・追跡情報の提示など)
- 解決しなければ、バイヤー・セラーのどちらからでもeBayに介入(step in)を依頼できる
- eBayは通常48時間以内に双方へ結果を連絡する
- 判断に納得できなければ、ケースが閉じてから30暦日以内に異議を申し立てられる
3営業日を過ぎても、すぐに介入を頼む必要はありません。バイヤーと話し合いを続けている場合、介入はリクエストの開始から21営業日以内まで依頼できます(日本語版ヘルプの表記は「21日以内」)。介入の結果セラーに責任があると判断されると、eBayがバイヤーへ返金してセラーに請求し、Case Closed Without Seller Resolutionとして記録されます。この場合、手数料は戻りません。
バイヤーがカード会社などに直接申し立てた支払い紛争も、同じ「リクエストと異議申し立て」タブから応答します。セラー側から開く手続きとしては、未払いの注文のキャンセルがあります。
未着の申告を受けたあとの動き方は、追跡が動かないときに何日で動くかで期限とあわせて説明しています。
eBayに介入を頼む手順
- Seller Hubの「注文」を開き、「返品」または「リクエストと異議申し立て」タブを選ぶ
- 対象のリクエストの「詳細を見る」を選ぶ
- 「問題を報告」を選び、指示に従う
公式ヘルプは、できる限りセラー自身で解決し、介入を頼まないことを勧めています。介入後は、使用・破損して返品された商品の返金額から差し引くセラー保護の選択肢も使えなくなります。
異議を申し立てる場所
セラー責任で閉じられたケースへの異議は、セラーダッシュボードの取引不良レポートにある「Closed without seller resolution」から、ケースを選んで新しい情報を添えて送ります。配達完了の追跡情報(注文合計が$750以上なら署名確認も)、商品が説明どおりだったことを示す資料などが材料になります。
アカウントの問題を解決する問題解決センター(Issue Resolution Center)
eBayは2026年3月から、アカウントや出品のコンプライアンス上の問題をまとめて扱う「Issue Resolution Center」を公開し、4月末までに全セラーへ広げました。Seller Hubから開き、対応が必要なものが優先度つきで並びます。
- 出品単位の問題はメールで、アカウント単位の問題はSeller Hubの赤いバナーで知らされる
- 本人確認、マイナス残高の支払い、税務情報の提出、製品安全の要件など出品のポリシー上の問題を扱う
- 手順に沿って対応でき、放置すると出品やアカウントに影響する場合がある
Resolution Centerを使うときの記録の残し方
- 正式な申し立ての期限は、メッセージでの話し合いとは関係なく進みます。話し合い中でも期限を確認します
- やり取りはeBayのメッセージで行います。eBayの外で返金すると、支払い紛争でセラー保護の対象外になります
- 返金も返品も、eBay上のリクエストから処理します。記録がeBayに残ることが、後の判断で証拠になります