
Sellerとは、eBayで商品を出品して販売する側のユーザーのことです。日本語ではそのまま「セラー」と呼ばれ、eBay輸出に取り組む日本の販売者もこのセラーにあたります。商品を買う側はバイヤー(Buyer)と呼ばれます。
セラー(Seller)になるまでの手順
イーベイ・ジャパンの登録ガイド(2026年9月時点)では、日本からセラーとして販売を始めるまでの流れを次のように案内しています。
- eBayアカウントを作成する: eBay.comで名前とメールアドレスを登録します。名前は英字の本名で登録し、法人や個人事業主は「法人」を選びます。電話番号の認証も行います
- 商品を出品する: 初めて商品を出品登録すると、セラーアカウントが作成されます。入力途中の出品は下書きとして保存できます
- Payoneerアカウントを作成する: 売上金を受け取るためのPayoneerアカウントを作ります。銀行口座の情報が必要です
- eBayとPayoneerを連携する: 登録情報が一致しているかを確認し、販売手数料の支払いに使うクレジットカード(海外決済に対応したVISAかMastercard)を登録します
- Payoneerの書類審査を受ける: 身分証明や事業者証明の書類を提出します。審査には営業日で3〜5日かかるとされ、完了すると販売を始められます
売上金は、eBayが決済を管理する仕組み(Managed Payments)を通じて支払われます。日本のセラーは、この登録ガイドの流れのとおりPayoneerで受け取るのが一般的です。
アカウント作成から本人確認までを画面の流れに沿って確認したい場合は、eBayセラー登録の手順を参照してください。
個人アカウントと法人アカウントの選び方
登録ガイドでは、法人だけでなく個人事業主も「法人」を選ぶよう案内しています。Payoneer側の個人・法人のアカウント種別は登録後に変更できないとされているため、事業として続けるつもりなら、登録前にどちらで始めるかを決めておきます。
提出書類も種別で変わります。個人の場合は身分証明書と住所を確認できる書類、個人事業主・法人の場合は法人確認書類や実質的支配者の情報などが求められます。
セラーが負う責任
eBayでは、取引に関する責任の多くをセラーが負う設計になっています。
- 出品内容の正確さ: 実物と説明のずれはINADの対象になります
- 期限内の発送: Handling Time内の発送と追跡番号の登録
- ポリシーの順守: VeRO(知的財産)や禁止商品などの出品ルール
- バイヤー対応: 質問への返信・トラブル時の解決
「売って終わり」ではなく、発送・評価・問い合わせ対応までが1つの取引です。対応の質がそのままアカウントの実績として積み上がります。
セラーの評価のされ方
セラーの取引実績は、eBayのセラー基準ポリシー(Seller standards policy)に沿って毎月評価され、Seller Levelが決まります。評価日は毎月20日で、取引不良率などの指標が基準を下回ると販売活動に制限がかかります。自分の現在の水準は、Seller Hubのパフォーマンス(Performance)で確認できます。
販売を始めたばかりのセラーには、月間に出品・販売できる数量と金額の上限(Selling Limit)も設定されます。実績を積むにつれて見直されるため、最初から大量に出品する前提ではなく、段階的に広げていく前提で計画します。
プロフィールで自分をどう見せるかは、eBayプロフィールの書き方で扱っています。
参考情報
- [eBay公式]eBay Seller Center
- [eBay公式]イーベイ・ジャパン: eBayセラーアカウント登録ガイド
- [eBay公式]eBay Help: Seller standards policy
執筆・監修: Trade Force 運営チーム