
Buyerとは、eBayで商品を購入する側のユーザーのことです。日本語では「バイヤー」と呼ばれます。eBay輸出のセラーにとっては、世界各国の消費者・コレクターが自分のバイヤーになります。
eBayのバイヤー(Buyer)と日本語の「バイヤー」の違い
日本の小売業で「バイヤー」と言うと、店のために商品を選んで買い付ける仕入れ担当者を指すことが多くあります。eBayのBuyerは意味が違い、出品を購入・落札したユーザー全般を指します。個人のコレクターも、転売目的の業者も、eBay上で買えばBuyerです。
同じアカウントで売りと買いの両方ができるため、1人のユーザーがある取引ではBuyer、別の取引ではSellerになります。
バイヤー(Buyer)が守られる範囲
eBayはマーケットプレイスとしての信頼を守るため、買い手保護を手厚く設計しています。中心となるのがeBay Money Back Guarantee(マネーバックギャランティ)です。2026年9月時点の公式ポリシーでは、次の場合にバイヤーは返金などを求められます。
| 場面 | 例 |
|---|---|
| 商品が届かない | 追跡上も届いていない(INR) |
| 出品と違う商品が届いた | 別の商品、破損・故障していて出品に書かれていなかった(INAD) |
| セラーが自分の返品ポリシーを守らない | 返品を受け付けると書いたのに応じない |
申し立てられるのは、実際の配達日または配達予定日から30日以内です。出品と違う商品については、セラーが返品を受け付けていない設定でも返品・返金の対象になります。
全体として「セラーよりバイヤーが守られやすい」構造であることを、セラーは前提として理解しておく必要があります。セラー側を守る仕組みはセラー保護にまとめています。
バイヤー(Buyer)が守るべきルール
守られる一方で、バイヤーにも守るべきルールがあります。
- 購入したら支払う: 入札や「今すぐ買う」での購入は、購入の確約として扱われます。バイヤーは購入を確約してから4日以内に支払う必要があり、支払わない場合、セラーは注文をキャンセルでき、バイヤーのアカウントに未払いキャンセルが記録されます(2026年9月時点)。流れは未払いで扱っています
- 評価を取引材料にしない: 出品に書かれていないものを要求し、応じなければネガティブ評価を付けると迫る行為は評価恐喝として禁止されています
- 返品の仕組みを悪用しない: 返金保証を悪用する行為は禁止されています
ルールを守らないバイヤーに備えて、未払いの履歴があるバイヤーなどからの購入を制限する購入条件も設定できます。
セラーから見たバイヤー対応の基本
- 質問には早く丁寧に答える: 購入前の質問対応が成約と高評価につながります
- 発送情報を確実に伝える: 追跡番号の登録と、遅延時の先回りの連絡がトラブルを防ぎます
- 問題が起きたら期限内に対応する: 放置が最も悪い選択です。期限内の対応がアカウントを守ります
- 証拠を残す: 写真・追跡・やり取りの記録が、制度を悪用するごく一部のバイヤーへの備えになります
バイヤーとのやり取りは英語ですが、アカウントや販売についてセラー自身がeBayに相談したいときは、イーベイ・ジャパンのセラーポータルから日本語で問い合わせできます。
取引が終わったら、バイヤーをFeedbackで評価できます。セラーがバイヤーに残せるのはポジティブ評価だけです。
問い合わせ・配送・返品の場面ごとに使える英文は、バイヤー対応の英文テンプレート集にまとめています。
参考情報
執筆・監修: Trade Force 運営チーム